昔から好奇心旺盛で、何事も自分でやってみなければ気が済まない性質の私が、馴染みの飲み屋で今時の若者から耳寄りの情報を得たのだから、その後の展開は誰が見ても想像が付くものだっただろう。
その若者によれば、巷では出会い系サイトなるものが流行っており、髪を金色に染めている彼も、このサイトを通して何回もオイシイ体験を重ねてきているという。彼の話を聞きながら、中年オヤジの淫らな欲望を抑え切れなくなっていた私はそそくさと帰宅し、早速、ネットで出会い系サイトを調べてみた。
すると、百花繚乱、様々な出会い系サイトがあるではないか。
サイトの良し悪しなど分かる筈もない私は、とりあえず「PCMAX」というサイトに登録してみる。
何の期待もしてなかった私にとって、2、3時間の内に10通以上のメールが届いたことは、或る意味、驚きだった。
上は50代後半から下は20代前半まで、様々な女性が写メ付メールを送信してきたが、その中で私の好みにぴったりの40代前半の清楚な感じのする熟女に返信してみた。
以外にも、翌日には彼女からの好意的なメールが、私のボックスに届いていた。
それから、お互いの気持ちを確かめ合うために、2週間ほどメールのやり取りをして、最初のデートをすることになった。
まだ、男女の関係にまでは発展していないが、そうなるのも時間の問題ではないかと思う。
seitaroさんからの投稿です。